安い工具?高い工具?どちらがおすすめ?
工具を調べると、高い工具が最高だ!や安い工具で十分!
などの意見がネットにはいろいろと書かれている現状があります。
そんな情報を工具に詳しくない人が見ると困惑してしまうんじゃないのか?
と思いまして今回の記事を思いつきました。
どちらも使っている僕としましてはどちらにもメリット・デメリットがあります!
それを知らないままに高いほうが良いと買ってしまうのは、失敗する原因になります。
目次
- なぜ高い工具・安い工具にメリット・デメリットが生まれるのか?
- なぜ安い工具の方が失敗するのか?
- どうすれば安い工具で失敗しないのか
- 安いコスパの良いおすすめできる工具メーカーはこれだ!
- 結果的に安い工具はおすすめなのか?
なぜ高い工具・安い工具にメリット・デメリットが生まれるのか?
それは使い手によって求めるものが変わることが原因のひとつと考えられます。
僕達、整備士のように毎日、工具を使うようにハードな使い方をする人もいれば
年に何回しか使われないようなサンデー整備の方もおります。
ちなみに僕はかっこいい!とブランド物を買っていましたが、高い工具をそんなに
ぽんぽんと買えるはずもなく工具の種類が足りず先輩に借りていました・・・
同じブランドで揃えたいという意地もありました。笑
ですが、毎回工具を借りるのは申し訳なくて諦めて安めの工具を買うと
意外に使えることに気づきました。
やはりブランド物の工具には勝てませんが、物によってはすごく使えるものもあります
しかし物によってはすぐ壊れて使い物にならないなんてものもありました。
意外にも安い工具こそ選択する眼がないと失敗する確立が高いです。
なぜ安い工具の方が失敗するのか?
- 安い工具は販売元も多く必然的に選択肢が多くなる
- 高い工具は老舗も多く、有名ブランドを買えば失敗しない
- ネットショッピングで買う人も多くそもそも現物を見れない
- 耐久性は長く使わないとわからない場合が多い
という個人的な見解ですが、このような失敗する原因があるのではないかと思います。
ですが、失敗する可能性があっても値段を比べると1/2の値段で買えたり下手したら
1/10なんて値段のもありますので買ってしまう人が多いのでしょうか?
なので次は失敗しないにはどうすればいいのか考えて見ましょう。
どうすれば安い工具で失敗しないのか
安い工具で失敗しない方法は、僕達整備士や日頃工具と関わってる方は安い工具
なりに他の工具と比べることができるので失敗の確立を減らせますし、知り合いに
聞いたり情報をシェアすることで安くてもいい工具と出会うことができてます。
では、初心者の方やまだ集め始めたばかりの方が失敗しない方法は、
安い工具の中で最安層のものは掴まないことです。
50ピースの工具セットで3000円などのものがありますが、工具が粗悪品で
逆に整備するものを壊してしまうことがあります。
ポイントは安い工具の中にもしっかりとしたメーカー物があります。
次はコスパの良い工具メーカーを紹介してみましょう。
安いコスパの良いおすすめできる工具メーカーはこれだ!
TONE
TONEは日本のメーカーでD1グランプリのチームスポンサーをしていたりスーパーGTなどでもスポンサーをしておりしっかりしたメーカーですのでご安心ください。
TONEの工具として特徴は無骨で地味なデザインですが、耐久性が高くガッツリ使うことを考えられていることかなと思います。
無難に使えて値段がKTCなどに比べて安いのでおすすめできます!
プロにもサンデー整備にもどちらにもおすすめできるメーカーです
個人的にはトルクレンチなどをおすすめできますね!
SIGNET
SIGNETはカナダの1990年発祥のメーカーでまだ新しいです。
ですが、洗練されたデザインとその安さから初心者にはもってこいです!
デザインだけではなくギアラチェット(板ラチェットとも言う)なども
有名でその性能も値段と比べてレベルの高いものになってます
やはり強みは圧倒的な安さとデザインですね
セットなどでも他の工具メーカーで買うよりも安くなるのでおススメです。
特にお金をかけたくない人におすすめできますね!
Koken
Kokenは日本のメーカーです。 個人的には職人ブランドと思っています。笑
ソケットレンチといえばKokenと思っています。
ソケットレンチの 精度に定評があり専門といってもいいと思います。
ラチェットやソケットではブランドの中では一歩抜きん出ていると思います。
ラチェットのギア送りの細かさや抵抗の小ささなどが強みです!
ラチェットのギアの抵抗の小ささは感動物です!
狭い箇所での作業の際に硬いギアだとどうしても作業に時間がかかりますが、
その際にKokenのラチェットはやりやすさが違います!
2010年から発売されてるZ-EALシリーズなんかも安く良い物でおすすめです!
KTC
日本で一番有名な工具ブランドではないでしょうか?
ホームセンターでも良く見ることもあり初心者の方でも知ってる人が多いのではないでしょうか?
有名どころなだけはありどれを買っても失敗しないのではないかと思います。
ですが、すごく使える訳でもなく使えないわけでもない特徴があまりないです。
上位ブランドにネプロスもありますが、デザインは別物です!
僕は、こんなに美しい工具があるんだと出会ったときに思いました。
ラチェットなんかは音にもこだわっていて本気度が窺えます。
Deen
ファクトリーギアとゆう工具店のオリジナルブランドになります。
オリジナルブランドとなっていますが、実は世界の工具メーカーの共同開発なんです!
まだまだ2000年にできたばかりの世界のメーカーをファクトリーギアが
まとめた新しい工具ブランドですね。
しかもコンセプトが買い手がほしいと思う物、必要とするものを商品化することを
目指して生まれたブランドです。
なので、他の工具ブランドではないような工具が売っていることもあります。
共同開発であることもあり似ている商品が他メーカーにあることも笑
っと何個かブランドの説明をさせていただきましたが、この中のブランドであれば
失敗することは少ないと思いますので、おすすめします!
結果的に安い工具はおすすめなのか?
結論としまして、確かなメーカーで買えばお得にコスパのいい工具を手に入れれます!
ただやはり、選択肢は多く失敗するメーカーも多いです。
なので、今回おすすめしたメーカーを選んでもらえば失敗は少なくなるんじゃないかな
個人的には、どれを買っても間違いがないのはKTCですが面白みがないもの否定はできません笑
Kokenのラチェットは使いやすかったのでおすすめできますね~!
Deenの工具は新しいメーカーということでデザインも新しくかっこよくて男心をくすぐりますね 若い人などは気に入るんじゃないかな?
まとめとして必要なのは安いものの中にもいいものがあることそれを選べる知識を持つことです。
今回は、安いものを詳しく説明しましたが、次回は高いブランド編で説明しようかな
と思っています。
もしわからなければ僕に聞いていただければお答えしますし、わからないこと
があれば一生懸命考えますので、気軽に質問してください!
わからないことがあればそれが僕の成長にもなるのでお待ちしています。
では
まいすたー